後援会を解消、友の会一本になります
1990年、6月にニュー・オペラ・プロダクションが発足して、半年後のクリスマス・イヴに結成された後援会は、大きなスポンサーを持たない当プロダクションにとっては何よりもの力強い味方で、そのご支援に支えられて、今日まで様々な実績を積み上げて来られました。会員の皆様には心から御礼申し上げます。皆様のご期待に十分応えられたとは思えず、内心忸怩たるものがありますが、菲才ではありましたが、力の限りは頑張ってまいりましたと、胸を張って言うことは出来ます。どうか皆様のご寛恕をお願い申し上げます。
諸処の事情により、来年からは戦線を縮小し、当面、他から協力を依頼された公演に絞って、力を尽くして行くことに致しました。そのため後援会会員の皆様には、自主オペラ公演のご優待等の特典などを差し上げられません。そこで、長年、世話人代表を務めて下さっている塩川喜信さんとご相談し、ご了解を得て、今年いっぱい(2011年)で、後援会を解消し、友の会のみを残していただくことに致しました。
今後とも、NOPコンサートも形を変え、随時、楽しいコンサートを開催して行くつもりですし、依頼公演で、主催者のご了解が得られれば、優待割引等のサービスもさせていただきたいと考えております。また、NOP NEWS等の情報発信もしてまいりますので、後援会会員の皆様は友の会に切り替えられ、友の会会員の方は引き続き、ご支援をご継続下さるようお願い申し上げます。
ニュー・オペラ・プロダクション 代表 杉 理 一
■友の会会費について
ニュー・オペラ・プロダクション友の会会費納入は以後不要です
友の会会員の皆様には長年に亘っての方も、最近ご入会下さった方もいらっしゃいますが、日本のオペラ界振興のために微力ながら、懸命の努力を続けている当プロダクションの活動をご理解下さり、応援して下さったことに心からありがたく感謝しております。
しかし、経済界全般の低迷が文化活動の衰退に拍車をかけ、様々な団体が活動を停止したり、公演規模や回数を減らす傾向が益々進行している現状で、文字通り、家内工業的に他の力を借りず、殆ど独力でやって来た当プロダクションも例外ではありません。
加えて、加齢による体力、事務処理能力の低下も考慮に入れ無いわけには行かず、自主のオペラやコンサートの公演を自粛せざるを得ません。依頼公演の数も減っている現状では、お力添え下さる皆様に、公演へのご招待、優待割引等の寸志のお返しも困難な情況なので、引き続き、友の会員としてのご声援はいただきたくは思いますが、会費を頂戴するのは差し控えることに致しました。
今まで会員だった方には引き続き、NOPの活動の情報をお知らせしますし、幸いにして自主のオペラやコンサートが開催出来るようになった時や依頼公演で主催者のご協力が得られた時には、入場券の割引優待を実施して行きたいと思っています。
杉 理一